モロヘイヤスープ [料理]
この夏中、食卓に上り続けたモロヘイヤもついに、シーズン終わりとなり、今日、根こそぎ抜いて、畑を耕しました。すぐに冬物野菜を植えます。
モロヘイヤといえば、エジプトの食べ物として有名です。エジプトに行ったときに、モロヘイヤスープを食べましたが、そのときの説明ではクレオパトラの元気の素だったとか。
そのモロヘイヤですが近年、日本のスーパーでもみかけるようになりました。そしてわが畑でもすくすくと成長したのです! 毎週末、葉っぱをちぎって料理に使いますが、次の週末には再び、食べられるほどに芽が育ってきているのです。真夏の暑い盛りでも元気よく緑を保っているのをみると、なるほど、エジプトの砂漠地帯の緑として貴重だったのだ、ということがよくわかります。
モロヘイヤの葉っぱの元のところにはひげが2本はえていて、独特の風情をかもし出しています。
料理はスープにするほか、おひたしにしてかつをぶしとしょうゆでたべます。写真はスープにしていますが、エジプトのとはずいぶん、ちがいます。エジプトのは、葉っぱが少ないのですが、我が家のは、葉っぱの量が、大変多く、しかもたっぷりと卵を入れていますから、モロヘイヤの卵とじ、といってもいいくらい。
今日、抜いてしまったモロヘイヤからはまたたくさんの葉っぱを収穫しましたので、ゆでて冷凍にしました。しばらく楽しめます。
バジル [料理]
この夏は我が家の市民農園まで10分あまり、よく歩きました。野菜の収穫のため、生ごみを埋めるため、そして、買ったばかりのカメラをぶらさげて、朝の散歩としゃれていました。
そんなある日、近くの畑でバジルのいい香りが一面に広がっています。思わず「バジルのいい香りですねぇ」と作業をしている方に声をかけました。そうしたら、なんとそのバジルを抜いて捨てようとしているところだって。
「干したら香辛料になりますねぇ」とものほしげに言いましたら、どっさりと束をくださいました。
もう穂が出ていましたが、きれいに洗って干して、いい香りの香辛料ができあがりました。
これはバジルの花。香辛料にする場合はきっと、花芽が出る前のものをつかうと思うけど。