大倉山シャンツェ [道南]
札幌郊外にある大倉山シャンツェです。
ラージヒル、90m級のスキージャンプ。
1972年にできたといいますから、もう35年以上前になりますね。
札幌冬季オリンピックのときです。
ジャンプで三つの日の丸が同時に揚がったり、ジャネット・リンのスッテンコロリンもこのときじゃなかったかしら。可愛かったですね。
あれからもう30年以上たっているなんて信じられません。
赤い線がK点(危険域)。
この地点までくるのに、バス通りの入り口から長い長いエスカレーターに乗ってやってきました。
これからてっぺんまでリフトで上ります。
リフトからK点をみると、45度近い傾斜になっていて驚きです。
いよいよてっぺん。
ジャンプ地点から着地点をみてもがけっぷちにいるように見えます。
こういうところをジャンプするには勇気がいるでしょうね。
スタート地点の上にある展望台から、最終地点を見下ろしています。
遠くは札幌市内。
ジャンプ台までは細いコースを滑ります。
ジャンプ台まで真っ直ぐ滑り降りるのも難しそう。
遠くに宮の森シャンツェも見えます。
こちらは70m級。
大倉山シャンツェの近くは坂道に沿って敷地の広い住宅が並んでいました。
冬は路面が雪で大変そう。
ところどころにある空き地は、花盛り。
これも大倉山シャンツェ近くで撮りました。
野草ですが、名前がわかりません。
もう種になっていましたが、みたこともない形だったので記念に。
小樽 [道南]
初めての小樽訪問、楽しみにしていました。
小樽のハイライトは、この小樽運河界隈。
20世紀半ばまでは、石狩地方で産出する石炭の輸送やロシアとの交易で栄えたそうです。
でも、今は観光地として生きているようでした。
札幌から近いのでベッドタウンにもなっているとのこと。
今や倉庫群はほとんど機能していないのではないかしら。
かといって横浜のみなとみらいにある赤レンガ倉庫のように、ショッピングセンターにするには、集客に問題がありそうですし、今後の保存が問題ですね。
小樽運河にかかる橋の欄干はもう観光ムード満点。
人力車もたくさんありました。
こんな古い感じの建物もあります。
海猫屋とありますから、きっとレストランなのでしょう。
ガラス細工などの工芸品を特産品にしようとしています。
ちょっとしゃれたお店が何軒か並んでいました。
日銀の小樽支店。
今でも使われています。
100年ほど前の建物。
小さな子供の公園のすみっこにエーデルワイスが咲いていました。
北国ですね。
小樽近くのダムと白樺林 [道南]
小樽から支笏湖方面に向う途中に朝里川湖というダムがあります。
向こう岸には、道路もなく、原野のまま。
小樽からそれほど遠くないのですが、これだけ人家がないというのは、さすが北海道。
この写真は友人がライカで撮りました。
ずいぶん印象が違いますでしょ。
雲がぜんぜんつぶれていないの。
ヨーロッパのよう。
湖の岸辺は野草が花盛り。
この静けさ、東京近辺では味わえません。
人工物は橋とAdaが立っている休憩所だけ。
人影もまばら。
しばらくいくと、白樺林。
白と緑が新鮮でしたので、嬉しくなって何枚も写真を撮りました。
こういう野性味のある白樺林は、なかなかありません。
これはライカで撮っています。
空気はおいしいし、緑が目にやさしく入りますので、前日のアルコールがすっかり抜けて爽快でしたよ。
やっぱり、北海道のよさは自然のたたずまいですね。