プラハの集合住宅

みなさま、しばらくぶりです。
ウィーン・プラハの旅行レポートもあと少しとなりました。
少しピッチをあげましょう。

今日はプラハの素晴らしい集合住宅をご紹介します。
ユダヤ地区からミュッシャ美術館までの１ｋｍもない距離を歩いたときに撮りました。

プラハは塔の多い町です。
普通の集合住宅の屋根にも塔が建っています。

前の写真を拡大しています。
ウィーンとは違った洗練された美しさが感じられます。

本当におもちゃの町のよう。
やはり建物のてっぺんは塔があったり、彫刻があったり、飾りがよく似合っています。

上の写真を拡大しています。
屋根だけでなく、建物ひとつづつがとても凝った造りになっています。
色使いもしゃれています。
じっくりとカメラを構えたいところですが、残念ながら時間がありません。

チェコはキュビズム建築という、四角を組み合わせたような建築でも知られているのだそうですが、この写真の建物は、そのような感じを受けます。

上の建物の窓です。
すっきりとしたデザインは、19世紀のアールヌーボーとは少し趣が違ってより洗練された印象を受けます。
チェコのデザインは、なかなか大したものです。

これはキュビズムではなくて、おそらく、アールヌーボー風だと思います。
壁にはタイルでできた装飾があります。
ピンクの壁によく似合っています。

プラハの市民会館 ～華麗なアールヌーボー建築

ようやく今日は金曜日。
なんだかいろいろなことに追われまくって、青息吐息。
今日はほぼ一日かけての人間ドックに入っていました。
メタボの診断項目が増えましたよ。胴回りの計測です。
メタボ、メタボとすっかりはやり言葉になってしまいましたが、メタボ基準は完全に医者、薬屋を富ませることになりそう。
このままでは日本人のほとんどがメタボ基準のどこかにひっかかりそう。

さて、なかなか終わらないウィーン・プラハのレポート。
先を急ぎましょ。

今日の写真は、１９１１年に完成した市民会館。市民のための文化施設です。
中にはスメタナホールがあって、「プラハの春」音楽祭では毎年、わが祖国が演奏されるそうです。

華やかなドームが青空によく映えます。

こういう絵は日本の文化施設には決して飾られませんね。

屋根の上の像が黒っぽいのは珍しい。

２階のバルコニー部分。
色使いが素晴らしい。

入り口のアーチ上部。
ステンドグラスになっています。
中からみると光り輝いているのでしょう。

プラハ郊外のベルトラムカ荘 ～モーツアルトがオペラ「ドン・ジョバンニ」を作曲した家です

プラハは、モーツアルトが好きだった町です。
プラハではパトロンだった貴族の別荘に滞在して、オペラ「ドン・ジョバンニ」を書いています。
ドン・ジョバンニはプラハのエステート劇場で初演されています。

その別荘、ベルトラムカ荘をオーケストラの仲間と訪れました。
迎えてくれたのが、上の写真の花「ヒマラヤユキノシタ」。
日本でもおなじみの花です。プラハにもあるのねぇ～！！！


小高い丘の上の方に、モーツアルトが作曲をした机がある、というので、登りました。
振り返るとはるか向こうにプラハの町もみえます。


あ、モーツアルト、ここの銅像はずいぶん、ハンサム。


モーツアルトの銅像の写真大会がこれから始まるところ。


そして、到着。
モーツアルトが作曲した石の机です。
順番に撮影大会が始まりました。
木立に囲まれて、いい雰囲気。


足元も花盛り。


石の机の場所から下の別荘をみています。
レンギョウが花盛りでした。


モーツアルトが滞在していたころは別荘だった家は、今は展示館やらカフェ、おみやげやさんになっています。
ときどき、ここのホールで音楽会も開かれています。
おみやげやさんの入り口であじさいをみつけて、また嬉しくなってしまいました。
日本と同じだぁ～。


おみやげやさんにはモーツアルトグッズがいっぱい！
なぜか興奮してしまいます。


カフェの前の石畳、モーツアルトも歩いたのねぇ～、きっと。



近くの道路標識。
チェコは言葉がさっぱりわかりませんが、なんとなくモーツアルトにちなんだ名前のようです。

タグ：モーツアルト