ウィーンからプラハへ [ウィーン・プラハ]
これは、ウィーン交響楽団の本拠地、コンツエルトハウス。ムジークフェアラインのすぐ近くにあります。今回、ここのコンサートには行けませんでした。次回ね。
私たちの演奏会が終わったあと、近くのレストランを借り切って、地元合唱団を合わせた大パーティをやりました。その帰りにこのコンツエルトハウスのライトアップが見えました。
パーティでは待望のウィンナーシュニッツエル(薄く切った牛のカツ)やおいしいサラダが出ました。
でも、100人をゆうに超える人数が、着席するのに大騒ぎ。飲み物のオーダーも大騒ぎ。で、写真はどれもぶれぶれ。おみせできるものはありませんでした。
そして、とうとう、ウィーンでの5日目の朝を迎えました。毎朝、山盛りの食事をたっぷりと取っていましたが、さすがに、前の晩の、パーティの疲れが残っていて、食べたのはこれくらい。トマトジュース、ヨーグルト、キーウィとパンにおかず類。どれもおいしかった。
今見ると、ものすごい量の朝食を取っていたのでした。毎日、観光で歩きっぱなし、パワーを使っていたせいか、体重は増えませんでしたよ。
さて、食事もそこそこに、プラハへ向けて出発です。ここで帰国する方も何人もいましたが、それでもバス2台を連ねて移動開始。
「ここからプラハまでは単調な景色ですからみなさま、おやすみください」
とのアナウンスがありました。
最初の休憩ポイントはオーストリーからチェコへ入ったところ。そこで、突然、得体のしれない建物群が目に飛び込んできました。
なんでも、チェコに入ると物価が安いので、オーストリーから国境を越えて買い物にくる人が多いので、ショッピングセンターができているのだそう。朝早かったのでシーンとしていました。
こういう牧歌的な景色が続きます。
なかなか、いい感じ。
日本とはぜんぜん違う景色なので興味津々。眠っているどころではありません。
小さい町の中心地らしかったです。鉄砲を掲げている兵士の銅像があるところなど、社会主義国だったころの名残が感じられます。
でもその向こうの建物は、19世紀風。
また小さな町を通りました。ここは昔はお城があったそうで、城壁の一部が見えます。
プラハに近づくと、社会主義国のころ建設されたらしいアパート群が多く見えるようになります。
いよいよプラハ。
と、ここまできて、また1週間ほどお休みします。今度はローミングサービスのない地域に出かけます。パソコンも持っていきません。最近、荷物の重量制限が厳しくて、とにかく軽くしなきゃいけないようです。
プラハの王宮内のレストラン [ウィーン・プラハ]
みなさま、しばらくぶりです。
昨日、ハノイから戻ってきました。あまりにも食事がおいしくて、食べすぎて、少しばかり、胃腸が悲鳴をあげています。
この報告は後にして、ウィーン・プラハ旅行を終わらせねばなりませぬ。
この連載を始めて、もう、箱根にも行きましたし、その報告もたまってしまいました。来週は北海道にいくことになっていますので、あわただしいのです。
それよりなにより、このブログはいつのまにか旅行がテーマになってしまって、遊歩道ののどかな写真を期待して訪問してくださるみなさまには、申し訳ないことです。
さてさて、気を取り直して・・・
朝早くウィーンをバス2台連ねて、プラハに到着したのがちょうどお昼時。
王宮の中にあるというレストランに行きました。といってもどこからどこまでが王宮なのか、Adaにはさっぱりわかりませんでした。
とにかく、ワインの倉庫だったという建物は、品がありました。
左の帽子の方は、ウィーンからのバスでプラハの案内をしてくださったガイドさん。
プラハに大変詳しく、日本語もなめらか。でも顔立ちは西洋風。
長い長い髪を三つ網にしているところが、とっても素敵な女性でした。
チェコはなんといってもビールの国。
黒いビールのおいしかったこと。
スープもこくがありました。
白身の魚にホワイトソース。
ブロッコリ。
マッシュポテト。
どれもとても上品な味でした。
バスケットの中はパン。
デザートはシャーベット。
テーブルまわりもどことなく品がありました。
窓辺には巨大なローソクが2本。きっと夜は別の顔を見せるのでしょう。
戸外も雰囲気がありそう。
レストランの入り口。少しそっけないのだけど。
プラハ到着の最初が、おいしい食事だったので、大満足。
プラハ城の中の聖ヴィート教会へ [ウィーン・プラハ]
上の写真の左の建物は食事をしたレストラン。その右の建物の壁が、不思議な造りになっていました。だまし絵のような幾何学模様が入っています。
そして前方にはお城の中にある教会の尖塔がみえてきました。
プラハは塔がたくさんあることでも有名なんだそうですが、確かに塔だらけ。
お城の中へは、昔から誰でも入れたらしいです。
今もこのお城は大統領府が置かれているそうです。
そのためでしょうか、守衛兵が立っていました。
微動だにしませんので、観光客が横に並んで写真を撮っていました。
ここの衛兵はチェコの若者たちには大変な人気があるとか。競争率がすごいらしいですよ。確かに容姿端麗、かっこいいです。
王宮だと言われてもあまりぴんとこない建物です。
プラハの城は、普通のヨーロッパの城とは違って、城の中に、市民が入れる教会があり、さらには錬金術師たちの住む区画まであったという。
教会はボヘミアの君主配下にあったのですね。
教会を見上げても手前にある尖塔しか見えません。積み重ねた石がずっしりと重みを感じさせます。
石でできたまん丸の窓も見事。
926年に建てられた基礎の上に、時代ごとに継ぎ足されていき、現在の姿になったのは、20世紀はじめといいますから、つい最近のことです。
中の素晴らしさは、ウィーンのシュテファン寺院を凌ぐのではないでしょうか。
ステンドグラスの素晴らしさは、今までみた中の最高です。そういえば、チェコはボヘミアングラスで有名です。こういうガラス加工品には特別に秀でているのでしょうね。