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奇怪なドロミテ山塊 [チロル・ドロミテ]

ボルツアーノが本日の行先だが、その前に、昼食をフネスの谷と呼ばれるところのサンタ・マッダレーナ村でとることになっている。
食後は1時間半ほど村を散策する。

高速道路からそれて、村の道に入っていくにつれ、山がぼこぼこしてきた。
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あの山はいったい、なんなのだ~。
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あたりの平和な様子と対照的な荒々しくおどろおどろしく、魔物でも住んでいるかのような山容ではないか。
これが、ドロミテ山塊なのねぇ~。
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山を鑑賞していたいところだが、まずは、お昼ご飯を食べにいく。
あいにくまた雨になった。
駐車場でバスを降り、村をぶらぶらと歩いていく。
大型バスは村の道を通してくれないのかしら。
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村のある低地に下りていくと山はみえなくなったり、
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また少し見えたり。
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木だけで作った垣根になんだか感動する。
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小川も渡って。
いつになったらご飯が食べられるのだろう。
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また山道を登っていく。
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15分ほどで、ようやくレストランに着きました。
チロルという名前のホテルのレストランだ。
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なにはともあれテーブルに着く。
本物のバラが無造作に各テーブルに飾られている。
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だけど、レストランの庭から見えるドロミテ山塊が気になってしまう。
食事が出てくるまで、しばらく庭で山を眺めていることにする。
ちょうどお天気が回復してきた。
望遠にして撮ってみよう。
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先がぎざぎざに尖っている。
木は生えていない。
雪のように白く見えるのは、多分、岩の色だろう。
山の中腹あたりから土石流の痕のように、土が扇状形に流れている。
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レストランの右側は、のどかな風景がひろがっていてこれも気持ちがなごむ。
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今までのハイキングでは雨にたたられていたので、ようやく遠くまで見えるお天気になった。
雨は止んで、陽がさしてきた。
ツアー仲間も外に出てきて山を背景に記念写真の撮りっこをしている。
お天気があっという間に変わっていくので、晴れて山が見えるうちに写真におさめておこうと、だれもが考えていた。
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ここからの眺めは素晴らしい。
昼食を抜いて眺めていてもいいくらい。
ここ、サンタ・マッダレーナ村はあの山、ガイスラーの麓にある。
ここで、1週間くらい、のんびりしたいものだ。
食事はさっさとすませてまた外に出よう。

チーズとほうれんそうのダンプリングが出てきて、うれしかった。
チロルの郷土料理だというダンプリングは、とてもおいしい。
チロルの山小屋ではダンプリングのスープ仕立てを食べたのだった。
ここは、南チロルと呼ばれている地方でもあり、第一次世界大戦までは、チロルとしてまとまっていたところだ。
だから、食べ物も同じようなものになるんだろう。
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メインディッシュはカレー。
デザートはパンナコッタ。
プリンみたいなものだが、牛乳と生クリームをゼラチンで固めたもので、イタリア発祥の食べ物だって。
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