インスブルックの朝 [チロル・ドロミテ]
ミュンヘンからインスブルックに着いてすぐに近くを散歩がてら、スーパーまで歩いていった。
夏とはいえ、すがすがしい空気がおいしい。
教会の尖塔を目印に、公園の隅の小さな路地を通り抜けていく。
さすが、オリンピックを2回もやる町だ、教会も立派。
夕食のトマトクリームスープがおいしい。日本を出発してはじめてのちゃんとした食事だ。
メインディッシュは魚のフライとポテト。
インスブルックは海から遠いのだが、川魚かしら。マスみたい。
さて、一夜明けると、空が曇っている。
旅行中は、朝起きると、まず窓の外を眺めて、朝陽があるかどうか、お天気はどうか、をチェックする。
朝焼けがみえそうだったら、ともかくカメラを持って外に出るのだけど。
残念なことに、朝焼けどころか、雲がたれこめていたが、インスブルックには、朝出発すると、もう戻ってこないので、朝の散歩をすることにした。
夜成田発の飛行機の西回りは夜が長い上に、飛行機の隣の座席も使って横になって寝てきたので、あまり時差ボケもなく、ベッドに未練を感じなかったのだ。
ホテルは町中にあるので、壁絵を見て回ることにした。
建物の壁絵が素晴らしい。
お日様はどこにいるのか、薄暗くて、今にも雨がふりそうだ。
この窓枠は本物だワ。
槍を持ったおじさまは、きっと有名な人なんだろう。
ここはパン屋さんらしい。このお店だけ、開いていた。
朝食後の8時には、もうホテルを出発した。
下の写真は、インスブルックの鉄道の上の道路で、車窓から撮った。
これから向かうのは、ザルデンという小さな町。
エッツ渓谷(エッツタール)をどんどん奥まで入っていった先にある。
山と山の間を流れる川に沿って、上流に入っていく。
山から湧水が滝になって流れている。日本だったら、名所になると思うけど。
あちこちに、こういった滝がある。ちょうど雪解けのシーズンなんでしょうね。
だんだんアルプスの風景になってきた。
だが、お天気はどんどん悪くなっていったのだった。
ザルデンから、さらに、ケーブルカーで3000mまで行くというのに。
コメント 0