ダブリンで朝の散歩 [アイルランド]
グレンダーロッホからバスで1時間あまりで、ダブリンに着く。アイルランドの第1日目もダブリンだったが、そのときは、夜、空港からダブリン郊外のホテルに直行し、翌日は、そのままベルファストに向かったので、ダブリンの市内をみるのは、はじめてだ。久しぶりの大都会だ。今までの町とはけた違いに大きいのがわかる。
集合住宅なのか、オフィスのビルなのかわからないが、ドアの色がカラフルで楽しい。今までまわってきた町でもドアがカラフルだった。アイルランド全土がそうなのかもしれない。イギリス統治時代にドアを黒く塗るように命令されたことに対する反発だという説ものっていたけど、どうかしら。黒くないドアをみただけでイギリス抵抗勢力ってわかっちゃうようなヘマはアイルランド人はしないと思うわ。
夕方の光があわくなってきた時間に雨の中、バスのガラス窓に蛍光灯が反射して写ってしまったけど。ドアの色が写っているので。
これもバスの窓ガラスについた雨滴と、走行中なのでぼけぼけだけど、ま、いいか。
ドアに色がついていると、わかりやすくていいですね。
通りには、結構、人がいる。ちょうど夕方の帰宅時間にあたるからだろう。小雨が降っているけど、傘をさしている人はまばら。これも、窓ガラスの雨滴で、ぼんやりしてしまった。
ダブリンも花を多く飾っている。
さて、本日宿泊するホテルに到着した。博物館や美術館などに近くて、動き回るには便利な場所だ。
ロビーにかわいい赤ちゃんが座っていた。お姉ちゃんとお兄ちゃんは、近くで、チェロとなにかの楽器のレッスンがあるので、ここで待っているんですって、ママがそう言っていた。今日は雨で公園では遊べないものね。そっかぁ、ダブリンもおけいこ事でみんな忙しいのだ。それにしてもチェロというのはめずらしい。
久しぶりに都会のホテルなので、夕食までの30分ほど近くを散歩した。小雨なので、早々に引きあげる。
一夜明けた朝、また雨模様だった。傘はささなくてもいいかもしれない。ダブリンにはもう1泊するので、荷物整理をしなくていい。で、セント・スティーブス・グリーンという公園をひとまわりすることにした。通学の子供たちや、通勤の人たちが街に出ていて、観察するだけで楽しい。
長く伸びているビルは、多分オフィスビルだと思う。この地域は、観光施設が多いので、建築規制があるのかもしれない。上に伸ばせない代わりに横に伸びている感じ。
公園の道に入る。よく整備されている。ときどき通勤のお姉さんやお兄さんが足早に通っている。ここは安全のようだ。パタゴニアに行ったとき、プエルト・ナタレスの町の朝散歩で、野犬7,8匹に囲まれ、心臓が止まる思いをしたことがあって、知らない町を歩き回るのは、気を付けるようにしている。オリンピック会場だったロシアのソチでも野犬が多いという記事が出ていましたね。強盗もこわいけど、野犬や猛獣はもっとこわい。
緑がきれいだ。
木立ちを抜けると、明るい芝生の広場がある。
お、アイリッシュハープの像がある。アイルランドはハープの国でもある。ギネスのマークはこのアイリッシュハープだ。
こういうお花を植えた芝生の広場があちこちにある。
小雨がいつも降っているようなお天気のせいか、植物がいきいきしている。
ここは誰でも入れる公園だ。日本だと日比谷公園みたいなステイタスかしら。でも日比谷よりお花がきれいだわ。
赤いのはフリージアみたい。
ダリアはどこにいっても咲いていた。
市内観光出発前のひとときをゆったりと過ごせた。
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