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パイネの角を見ながら夕食 [パタゴニア]

 朝8時にアルゼンチンのエル・チャルテンを出発して、チリに入国し、さらにバスで走ること数時間、夕方6時もまわって、あと少しでパイネのホテルに到着というところで、小高い丘にあらわれた騎乗の人たち。

いったい、なにものだ? 

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10人以上の集団で、ゆったりと丘をくだってきた。
みんなにこにこして手を振ってくれる。

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これはどうみても観光客ですね。
乗馬体験といったアクティビティが用意されているにちがいない。

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山も水も極上の場所で、馬で駆け回るのは、さぞ気持ちがいいことだろう。 

さて、夕方7時をまわって、ホテル到着。
ホテルといっても食堂のあるメインロッジのまわりに、平屋の小さいロッジが並んでいて、丘に張り付いた形で、3階建ての建物があるので、一見したところ、ホテルとはわからない作りになっている。景観が悪くならないような配慮が感じられる。
ホテルからの景色は絶好、湖の向こうの真正面に、パイネの角がみえる。

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日没までと、明朝も、ずっと山を見続けることができる幸せがこみあげてくる。

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ホテルの部屋は1階に割り当てられたが、パイネの角もばっちり。

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メインロッジにある食堂をルピナスが取り囲むように咲いている。

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食堂からの景色も満点。

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午後8時に夕食。ここはチリだけど、アルゼンチンと同じく、夕食が遅い。
ビールがおいしい。

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夕食を終えて、部屋に戻ると、パイネの角が夕日で染まりつつあるのがみえた。

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一大夕焼けショーが始まるか、と湖まで出て、空を眺めていたが、この程度。

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午後9時をだいぶ回ったころ、パイネは夜の闇に包まれていく。

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