ピンカスシナゴーグ ～壁の模様は犠牲者の名前

ここはプラハでは2番目に古いユダヤ人教会のピンカスシナゴーグの入り口。
ここで、ユダヤ人の関連する教会と墓地のチケットを買って、ひとまわり。

この裏手に先日、ご紹介したユダヤ人の古い墓地があります。
墓地はそのままの状態で保存されています。


このピンスシナゴーグは、現在、ユダヤ人犠牲者の記念館になっています。
上の写真の右手の壁には、ナチスの強制収容所で殺害された7万7千297人の名前と生没年月日が書かれています。


ステンドグラスはシンプルで美しい。


ドアの飾りも、鍵穴も、六角形のユダヤのマークが入っています。


ここは、日本人はあまり来ないようですが、観光客は大勢。
フランス語らしかったけど・・・


ユダヤ人が儀式を行うために建てられた「儀式の家」。
現在は、ナチスの強制収容所に送られた子供たちの絵が展示されていました。


中世の匂いの漂う一角でした。

コメント 5

行った事はありませんが何となく住みやすそうな町ですね。普段着で大丈夫でしょうか？
by ばん (2008-07-07 04:37) 

ユダヤ人は　誇りをもった民族だったのでしょうね
犠牲者の名前が彫ってある壁　そして強制収容所に送られた
子ども達の絵の展示・・・
心が痛みます

adaさんのブログアップで ちょっと過去の歴史に触れられて・・・
良かったと思っています
by ララアント (2008-07-07 08:20) 

7万７千人とは、重い数ですね（少ない数でも、決して軽くはありませんが）。
by Krause (2008-07-07 15:48) 

ばんさま
きれいな町ですから住むといいでしょうね。服装はごく普通ですよ。

ララアントさま
誇りがあるのでしょうね。2000年にわたって、自分たちのものを守り抜いているのですからね。迫害の歴史を残すことに努力しています。

Krauseさま
本当に人類はなんと、むなしいことをするのでしょうか。
by ada (2008-07-08 00:15) 

7万7千297人の方々がもし生きていられたら
世界は変わっているのでしょうね・・・（哀悼）
by 薔薇少女 (2008-07-09 13:15)