ミヤマオダマキ、チョウジソウ、スズカイカリソウ、スカシユリ ～箱根湿生花園の花

ミヤマオダマキ。
キンポウゲ科。
オダマキは、園芸品種が出回り、八重だの、色あざやかなものだの、いろいろ出回っていますが、単純な色合いでひっそりと咲いているのは、奥ゆかしくていいものです。


ごく自然に野生のミヤマオダマキが咲いているようにみえますが、きっと、箱根湿生花園のスタッフが精魂こめて育てているのだと思います。


スズカイカリソウ。
メギ科。
日本原産のイカリソウの園芸品種。
イカリソウも碇のような形がおもしろくてきれいな花ですが、こちらのスズカイカリソウは、やさしさにあふれています。
はじめてみました。
箱根湿生花園は、なかなかよく品種をそろえています。


チョウジソウ。
キョウチクトウ科チョウジソウ属。
横からみるとＴの字だから丁字草ということだそう。
でもＴにはなかなかみえません。


湿った草原に咲くそうです。
絶滅危惧種ですが、さすが、千石原湿生花園、たくさん、咲いていました。


スカシユリ。
ユリ科ユリ属。
花びらが1枚ずつ分かれて、花びらの間が透けているのでスカシユリだって。


背が低くて、草むらからひょいと顔を出しているのが、おもしろい。
中には草の間に埋もれて咲いている花もあります。
満員電車のＡｄａみたい、Ａｄａも背が低いのです。

写真写りのいい花

まだ、箱根の花の連載中です。
これは、ワスレナグサ。
山中湖で撮った写真も先日アップしましたが、この花はとっても写真写りがいいので、またアップしちゃいますね。
名前もかわいいし、花も実物より写真のほうがいいのです。


これは、テッセン。
ピンクはあまりみません。


箱根は5月中旬でしたので、お花もいきいきしています。


ミヤマツツジ。


５月だというのに、こういう枯れた実もありました。
オブジェとしてはなかなかです。