エメラルドの国アイルランド [アイルランド]
写真の整理をかねて、アイルランド旅行記を何回かに分けて書こう。
ずっと前のこと、アイルランドから何人かの青年が働きにきていた。
その彼らが言っていた。
「アイルランドは緑があふれている」
いつか、私もアイルランドの緑をみよう、と夢見ていたのが、ようやく実現した。
言葉にたがわず、アイルランドは、エメラルドグリーンだった。
窓際の席がとれなくて [アイルランド]
成田へ向かう道での楽しみがひとつ増えた。
スカイツリーだ。
明け方の空にぼんやりとそびえている。
ツアーに参加しての旅行なので、あまり自由がきかず、飛行機の座席は通路側になってしまった。
飛行機の窓から大地を見下ろせないのは、本当に残念だ。
飛行機はKLM。青い機体がかっこいい。
機内からは、外が見えないので、 本を読む。
ブラームスのゼクステット1番のスコアをもってきたのは大正解だ。
旅行から戻ったらすぐに弾くことになっている。
音をイメージしながら、自分のパートと他のパートの関係を読んでいく。
普通の本とちがって、活字ではなく、音符を読むのはそれほどくたびれない。
頭の使い方が違うのかしら。
食事のとき、もちろん赤ワインを飲む。
そのおかげで、少し眠れた。
飛行機のワインはおいしい。
で、トランジットはアムステルダム。
ここははじめて。
天井まで届かんばかりのチューリップの飾りが、ここはオランダだと主張している。
アムステルダムからダブリンまでは、エアリンガスというアイルランドの飛行機。
KLMより、もっときれいなコバルトブルーの機体だ。
ここでも窓際がとれなくて、本当にがっかり。
皆様、アイルシートがいい、とおっしゃるけど、あれは窓際を確保したいためのポーズではないかしら。
その証拠にいつも窓際から埋まっていっている。