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アリューシャ国立公園では歩いてサファリ [ケニア・タンザニア]

バオバブの繁るタランギーレ国立公園を出て、四駆は、タンザニア第二の町、アリューシャに戻ってきた。
セレンゲティに行くときに通った町だ。
今夜は、ここに泊まる。
アフリカ最後の宿泊だ。

ネクタイをしている子どもが車から見えた。なにかあったのかな。

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さて、昼食を食べて、またサファリだ。
今度は、ウォーキングサファリ。
車で30分ほどのところにあるアルーシャ国立公園まで行き、そこから、ミニハイキング。

アリューシャ国立公園には、標高4566mのメルー山がある。
幸いなことに、メルー山はばっちりと見える。

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公園の事務所で手続きの後、車を降りる。
これからハイキング。
公園のレンジャーがライフル銃を持って、一緒に歩いてくれるという。

いぼいのししの家族が遠くに見える。
こちらは、今度は車ではないので、ちょっと緊張する。

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このでこぼこは、ゾウが通った足跡だって。
足跡だけでなく、盛大な糞まで残している。

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アフリカ水牛の群れも見える。
草食だが、獰猛だと聞いているので、やっぱり、こわい。
動物園のように柵があるわけではないのだ。

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メルー山のふもとを少し、登っていく。
ドライバー兼、ガイドさんは、しんがりを勤めてくれる。

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日本でみるような滝もあった。

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根っこがすごいことになっている木。
10m以上もの根っこが崖を覆っている。

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きれいな花も。

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ナス科の実がなっていた。
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小川の向こう岸に、キリンが4頭ほど見える。

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川があるから、キリンに襲われることはないだろうと、思っていたら、この川を渡るという。
レンジャーのライフル銃を持ったお兄さんが手を引いて、川を渡してくれた。

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キリンはあいさつをしてくれた。

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2時間ほど、ゆっくりペースで歩いた。
ライフル銃の出番がなくてよかった。

心地よく疲れた後は、もちろんビール。
ブランドは、セレンゲティとキリマンジャロ。

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ケニア・タンザニア旅行も終わり [ケニア・タンザニア]

2011年1月28日(金)

ケニア・タンザニアツアーの最後の朝を、タンザニアのアリューシャで迎えた。

とうとう帰国する日になってしまった。

昨夜は、ツアー最後の日なので、レストランでツアー客全員そろっての夕食だった。
それはいいとして、中華料理だったのが、意外だった。
泊まったホテルのレストランの飾りも、どうみても中国式だった。

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スイカから花を切り出して飾っているのだ。
これって、中華料理の飾り方ですよね。
スイカの上には国旗を飾っているが、日本の旗はない。

セレンゲティのセロネラのロッジを追い出されたことを考え合わせてみると、いかに日本の影が薄いかを痛感しないではいられない。
タンザニアへのツアー客は、中国人より日本人のほうが、多いはずだ。
にもかかわらず、国としての影響力は、中国のほうがあるようだ。

日本にいるだけではわからないことも、一歩外に出て外から眺めていれば、見えてくることも多い。

アフリカで動物ばかり眺めて過ごしたせいなのか、なんだか自分まで動物になったような気がする。

だから、10月15日に発表されていた仕事がテーマの2011年度「新聞クリエーティブコンテスト」で、

《頑張れ、父ちゃん》
「父ちゃん、
きょうもいい肉
獲ってきてね。」

というコピーが最優秀賞だった、という記事をみても非常に違和感を感じてしまうのだ。

あれっ、ライオンもゾウもチータもみんな、母ちゃんがいい肉獲ってくるんだけど、と思ってしまう。
人間だけ、父ちゃんがえさを獲ってくるのって、やっぱりおかしくありません?
それが、何の疑問もなく当たり前のことになっているのもおかしい。

ライオンやチータのメスが、たくましく子どもを育てているのはとても自然に思える。
メスは自活している。自分や子どもの食べ物は、自分の力で獲ってくる。

ちなみに、新聞クリエーティブコンテストの優秀賞は、

「きび団子のためだけじゃない、
仕事には、誰かを幸せにする力がある」

というもの。

だったら、父ちゃんだけに仕事させないで。
母ちゃんも誰かを幸せにしたいよ~。

だいたい、父ちゃんばっかりで、仕事をしてるとろくなことにならない。
まずいことはすぐに隠したがるしね。
オリンパスの社長に日本人の父ちゃんじゃない人がなったから、オリンパスは、目をさめさせられたのだけど、早くから母ちゃんも重役に入れておけば、今のような、みっともないことにはならなかったろうね。

つまり、ダイバーシティの欠如ですね。

さて、脱線したが、旅行は、もう終わり。

一路、来た道を戻ってナイロビへ向かう。

朝日が山の陰に隠れて虹色の光を放っていた。

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今度、くるのはいつになるだろうか。そんなに遠くないような気がする。

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帰りの飛行機ももちろん、窓際。

川が大地を削っていくのがわかる風景。

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乾いた大地にスプリンクラーで農業をしているところ。

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東回りの飛行機は、すぐに夜になってしまう。
飛行機から、飛行機雲が夕焼けで赤く染まっているのが見えた。

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一眠りすると、中国上空で夜明けを迎える。
山間に雲が深く沈みこんでいるのが幻想的だ。

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昨夜のレストラン脇に咲いていた赤いプルメリアで、タンザニア・ケニア旅行記はおしまい。

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