ロカテッリ小屋から眺めるトレ・チーメ [チロル・ドロミテ]
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードを1周する10kmのハイキングコースも3分の一をこなした。
お天気も回復してきた。
足元の花がちょうど見ごろだ。
青い忘れな草が、いい彩を添えている。
歌に歌われるだけのことはある。
君の愛なくば この世に生きる甲斐なし・・と歌われる忘れな草の歌はカンツォーネだ。
ここは、そのカンツォーネの国、イタリアだ、忘れな草がとても印象的。
昼食休憩をとるロカテッリ小屋がもうすぐそこだ。
今までみえていなかった池も見えてきた。
そして坂を登ると、ロカテッリ小屋。広いテラスも見える。
ロカテッリ屋では、温かいスープだけを出してもらう。朝、ホテルで作ってくれた、お弁当のサンドイッチがおいしい。
スープを出してくれるだけでもありがたい。
食事の後は、テラスに出て、風景を楽しむ。
テラス左側に、歩いてきた道が見える。
右側には池。
真正面は、トレ・チーメ。
一番高い峰は、2999m、つまり、だいたい3000mだ。
ここ、ロカテッリ小屋の標高は、2405m。600mの高さを見上げることになる。
そのとき、山に人が見える、と大騒ぎになった。
カメラを望遠側でのぞくと、峰の上のほうに人がいた。オ~コワ~~。
さて、また歩き始める。
ハイキングガイドのシモーネさんがまたエーデルワイスをみつけてくれた。
エーデルワイスだけは群生していなくて、ひっそり咲いている。だからみつけたときはうれしい。
りんどうの色が深い。
一面の花。
これ、なんでしょう?とても気品あふれる花だ。
歩いている前方の景色。
だが、横は、まだトレ・チーメがそびえている。
遠くに上り坂が見えるではないか。上りはきつい。
アルペンローゼも花盛り。
アルペンローゼを前景に山の記念写真。
あら、あの女性の方、ランニングシャツだけだわ。
おみなえしの親戚の花を前景に、山の記念写真。
花がきれいなので、グループのみなさまもカメラでぱちぱちと撮りながらあるいている。
だからゆっくりとしたペースで、助かる。
今度は黄色い花を前景に山の記念写真。
お天気がよくなって本当によかった。
このあたりが、ちょうどコースの半分くらいだ。標高2400mほどのところなので、まだアルペンローゼが鮮やかだ。白い石灰岩との色の対比がいい。
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