チーターの親子がいた [ケニア・タンザニア]
マサイマラの朝8時ころ、大草原の見晴らしのいいところにチーターの親子がいた。
ひそひそ声での大騒ぎが始まった。なにしろ、生まれてこのかた、動物園でもチーターはみたことがなかったのだ。はじめまして。
なんてかっこいいんだろう。みるからにしなやかな体つき。
子供2匹が同じしぐさであたりを見回している。
親とは、少し離れて、こどもどうしがくっついているのも可愛いい。この距離感は絶妙だ。
運転手さんが気を利かせて車を回りこんでくれた。車は大草原の中で、決められた道を走行しなくてはならない。法律で決められているらしい。草の中に車が入っていくのは違反になる。車から人が降りるのも、決められた安全な場所でしか、降りてはいけない。だから、車の天井の窓から首を出して、カメラを向ける。
もう、何枚チーターを撮ったことだろう。どの写真も捨てることができなくて、内臓ディスクの相当な領域に収まっている。
チーターは、母親一人で子どもを育てる。父親はどうしているんだろう。
経済力があれば、母親一人で子どもを育てることができる。チーターも生活圏を確保し、食事を子どもたちに与えるだけの経済力を持っている。実に経済力は偉大だ。
さてさて、朝食前、1時間半ほど、大草原で動物たちを見たのち、ロッジに戻る。
ナクル湖のロッジも良かったが、ここマサイマラのロッジも気持ちがいい。土地の傾斜にそって、階段状に建物が配置されている。
お部屋はこんな感じ。
1軒ずつの戸建てになっていて、階段をあがったところに部屋がある。
メインロビーから外をみる。
階段を下りると・・
こういうテラスや、プールがある。とてもぜいたくな雰囲気だ。
メインロビーのシャンデリアは、ヤシの実をくりぬいたものを使っていた。電球の傘の1個ずつが全部不ぞろいなのが、なかなかしゃれている。
メインロビーから各部屋に行く道に、大きなポインセチアがいくつも植えてあった。
2mくらいの高さなので、下から撮った。我が家のポインセチアも、何年か育てているうちに、こんな姿になっていったけど、枯れてしまった。寒さには弱いのだ。ここは年中、温暖なのだ。
こちらもポインセチア。のびのびしていていいなぁ。だいたい、クリスマスの時期に、寒い国で、ポインセチアの鉢を育てるのは無理がある。無理はよくない。
サボテンに花がついていた。とげもあった。美しいものにはとげがあるのはどこも同じだ。
こちらは、ノウゼンカズラ科カエンカズラ。漢字で書くと火炎蔓。
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