フランクフルトのマインタワーで昼食、地上200m [ロマンティック街道]
フランクフルトの2日目、朝から、赤い観光バスに乗ったり、ゲーテハウスを見てまわった。最後は、マインタワーに上って、景色を眺めることにした。地図で探して近くまで行ったものの、高いビルがたくさんあって、どれがマインタワーなのか、わからない。これだ、と思って入っていくと、ドイツ銀行のオフィスだったりする。マインタワー、といっても普通のビルの上層階に観光客向けの展望台があるのだ。
やっとのことで、見つかった。探し回った価値は十分あった。町が一望の下にある。
レーマー広場もよくわかる。三角屋根が並んでいるところだ。下の写真の真中下あたり。
橋の向こう側がザクセンハウゼン地区。橋を渡って歩いていったところだ。
上からみると、町は、マイン川を中心にしていることがよくわかる。川には大きな観光船も浮かんでいる。マイン川は、ライン川の支流になる。ライン川は北海に注いでいる。
下の大きなビルはドイツ銀行。フランクフルトは、大戦で破壊されたためか、新しいビルばかりが見える。
駅方面の景色。川は、マイン川で、上の写真の下流になる。
ラッキーなことに、展望台の1階下にレストランがあった。とにかく、ビールが飲みたいのよ。
ここでもじゃがいもとソーセージを食べたかったのだか、なぜかイタリアンだった。フランクフルトでおしゃれなレストランというと、イタリア料理なのかしら。
で、食べたのは、パスタ。トマト、ズッキーニ、それになんと、ホワイトアスパラガスが輪切りになってたくさん入っている。
たいそう、おいしかった。それに、パンもとてもいい味だ。ドイツのパンは定評があるが、確かに評判どおり。バスケットに山盛りのパンを2人で全部平らげた。
この食事は、ドイツではじめての昼食。そしてビールもはじめて。昨日の夕食はアプフェルワインだったのだ。またシアワセをかみしめた。
さて、遅い昼食のあと、ぶらぶらとホテルまで歩くと、もう出発の時間になった。
フランクフルトからビュルツブルグまではICEで行く。チケットは、同行の友人が日本で買ってくれた。座席指定までつけてくれた。この友人は、旅行代理店ができるほどのツアー設計とチケット入手に長けている。Adaはついていくだけ。なんというシアワセでしょうか。
フランクフルトの駅は、昨日降り立ったので、勝手知ったる我が家同然、と思ったのだが、チケットには、ビュルツブルグまで行く、と書いてあるが、どこ行きの電車なのかは書いていない。出発時間を頼りに、なんとか、出発ホームにたどり着いたときは、ほっとした。私たちの乗る電車は、ウィーン行きだった。あこがれのウィーン!
1時間ちょっとでビュルツブルグに着いた。駅名のアナウンスが聞き取れないし、アナウンスされないこともあるので、降りるはずの時間が近づくと2人でそわそわとすることにした。だから、目的の駅でちゃんと降りたときは、とても嬉しい。
乗ってきたICEを撮ろうということで、電車が動き出すまでカメラを構えていた。
ネ、かっこいいでしょ。日本でいうと、新幹線ですね。車両の先っぽと、駅の看板を入れて、満足。
地上200メートルでのお食事 素晴らしい眺めですね!
こういう近代的な建物があるって不思議な感じがします。
by ララアント (2011-08-09 23:28)