プラハ、パリ通りのアールヌーボー建築 [ウィーン・プラハ]
ユダヤ地区に立ち寄ったのは、もともとはアールヌーボーの建築を見ながらミュッシャ美術館まで歩く計画をたてていたからでした。
思いのほか、ユダヤにまつわる墓地や展示物に時間を費やしてしまいましたので、おばさん2人組は、少しピッチをあげて歩き始めました。
このあたりは、建物がとにかく垢抜けているのです。
右側の建物は、基調の色が、濃い灰色という珍しい色になっていますが、ところどころに赤を配して、印象的に仕上げています。
入り口を飾る裸婦像。こんな玄関、見たことがありません。
すっきりとした印象の建物ですが、真ん中あたりに極彩色のメダル風の絵が入っています。
天井を支えているアトラスの像があります。
力強いデザインの建物です。
建物は、ウィーンより一段と垢抜けています。
色、デザインともに素晴らしい。
ウィーンに似ていますが、ウィーンよりしゃれた町並みです。
それに人もウィーンの倍以上歩いています。
19世紀後半、ユダヤ人のゲットーが過密になったので、取り壊して、新しく作り直しました。
そこでできたのが、この地区のきれいな建物の数々です。
通りの名前もパリ通り。
ウィーンをめざすのではなく、パリをめざしているところが、ウィーンのハプスブルク家に支配されていたプラハの人たちの思い入れとしてあらわれています。
あら、お久しぶりにお伺いしたと思ったら、ada様がお休みになるのですね。お忙しそうですね。
ウィーンもパリを目指していましたものねえ・・・パリって、ヨーロッパの人にとっては特別な場所ですね。
by めぎ (2008-07-09 05:46)
前回の投稿記事の スペイン系ユダヤ人のわかり新旧シナゴーグでしたかしら!?
どの建築物も それぞれに暗い(戦争歴史があり
戦いつつも生きてきた様子が分かり 結束していったのか・・・と。
古い歴史を垣間見たように思います。
プラハ パリ通りのアールヌーボー建築・・・びっしり建ち並んでいますが
一つひとつが美しい建物ですね!
人々が多く行ききしているので 路地かと思いましたが 車も通るの
ですね?
by ララアント (2008-07-09 07:40)
町自体が美術館みたいな感じですね!
ホント素敵だわぁ~(^^)
by いとお (2008-07-09 10:22)
全ての建物が高さが統一されて整然と立ち並んでいますね!
一般の方達もこの素敵な建物の中で住んでらっしゃるのですかね?
by 薔薇少女 (2008-07-09 13:24)
建物全体の装飾が凄いですね、入り口を飾る裸婦像に
窓周りのデザインは、調和が素晴らしいですね。
by wakatate (2008-07-09 16:09)
みなさま
おひさしぶりです。
おげんきでしたでしょうか。
Adaは目がまわる毎日を送っておりました。
ようやく一段落しましたので、またブログ再開します。
4月中旬のウィーン・プラハ旅行でしたのに、もう7月中旬。
30度を超える暑さに汗をふきふき、厚着したプラハの写真を整理するのは、少し違和感を感じるようになってしまいました。
あと少しでプラハも終わりになりますので、お付き合いくださいますようお願いしますね。
by ada (2008-07-13 22:55)