カレル橋のにぎわい [ウィーン・プラハ]
カレル橋は1357年から着工され、1402年にできています。
当時のヨーロッパでの最大の土木工事だったそうです。
プラハでは最もにぎやか。
人混みで歩くのもままなりません。
欄干の両側には、聖人などの像がたっていますが、これは17世紀から19世紀にかけて作成されたもの。
橋の上で死刑を執行した後、死体を川に投げ捨てていたのですが、そのために聖人の像が次々と作られていったのだそうです。
像の中で最も人気のあるのが、聖ネポムツスキー。
台座にさわるといいことがあるそうで、行列を作ってさわる順番を待っています。
日本にも布教活動でやってきた聖フランシスコ・ザビエルの像もあります。
なんだかなつかしい。
台座にはちゃんと、ザビエルの名前が見えます。
橋ではなんでもあり。
音楽を奏でる人たち。
絵を描いて売っている人や、自分で作ったネックレスを売る人も。
おや! アドバルーンが・・・ 写真のじゃまなのよ。
一体、なぜこの優雅な景色の中に・・無粋な・・
と思ったのですが、望遠レンズでみると、観光客が空でデートを楽しんでいる模様。
しばらくすると降りていきました。
橋の上が急にあわただしくなりました。
大粒の雨が降ってきました。
あわてて商品にビニールをかぶせる人、傘がなくて小走りになる人。
カレル橋は傘、傘、かさ・・・
空は西欧名画にあるような黒雲と青空とが入り混じった不思議な乱れ方。
ちょっと落ち着いたチェコの雰囲気、いいですね。
by Krause (2008-06-30 06:30)
すごい歴史のある橋なんですね。
なるほどそれで聖人の像が。。。
んんん!?ザビエル!?
なつかしいですねぇ!(^^)!
おお!そしてこのバルーンいいなぁ~
乗ってみたいです(^^)
by いとお (2008-06-30 07:01)
優雅に流れて川に掛かっている橋の上の賑やかさが・・・
不可思議に思われます
それと年代ものの由縁でしょうが諸々の歴史がありますね
雨が降り始めた後の行動は 世界共通でした(ほっ!)
by ララアント (2008-06-30 08:30)
カレル橋の歴史、橋の上で死刑を執行した後、
死体を川に投げ捨てていなんて、その数は想像
出来ますね、
石の橋だから、聖人の像が次々と作られていったの
のですね、それにしても、立派な石の橋ですね。
by wakatate (2008-06-30 17:03)
あの静寂な景色の中にこんなにたくさんの人達が居るとはビックリです。
>橋の上で死刑を執行した後、死体を川に投げ捨てていたのですが、
二度ビックリです。そういう残酷な事柄は中世と云う時代を更に感じます。
橋の上はまるでホコ天のようです、相当広い幅の橋の様ですが、車は通れない橋なのですか?
by 薔薇少女 (2008-06-30 20:03)
今(13時55分) NHKの みんなのうたを 観て 聴いていたら
・・・モルダウ川と橋の賑わいが映し出され
原曲 スメタナ・・・作詞・作曲・・イルカさん 「いつか見る虹」を
やっていました
嬉しくて お知らせしました
by ララアント (2008-07-01 14:15)
krauseさま
チェコの雰囲気、とっても素敵でしたよ。ウィーンよりも色使いやデザインが洗練されているように感じました。
いとおさま
この橋は500年、そのままの形で建っているのですから、すごいですね。さすがに神聖東ローマ帝国の首都だっただけのことはありますね。風船で古都をお散歩、いいですけど、高所恐怖症にとっては、命が縮みます。
ララアントさま
モルダウの歌があるのですか! 知りませんでした。とてもきれいな曲ですから歌詞をつけて歌うと素敵になるでしょうね。聞いてみたいなぁ。
wakatateさま
カレル橋は500年間のプラハをずっとみているのですから、すごいものですね。それにしても当時の土木技術はずいぶん高度だったのですね。
薔薇少女さま
橋の上は車は禁止のようでしたが、ごみ収集車は入っていました。歩行者天国と同じ雰囲気でしたよ。
by ada (2008-07-02 00:08)