マニヤラ湖で観光専門学校の学生たちに出会う [ケニア・タンザニア]
タンザニアのセレンゲティ国立公園からオルドバイ渓谷を通って、マニヤラ湖に向かう。
今日のお泊りは、マニヤラ湖を見下ろすホテルだ。
セレンゲティをはずれると、ときどきマサイ族の民家が見える。
牛糞と泥でできた家は、雨にも強く、暑くもなく、なかなか快適らしい。
枯れ枝で家のまわりをぐるっと囲み、夜は家畜をその中に入れて、猛獣から守る。
マサイ族はその生活スタイルを変えないそうだ。
牧草の豊富なこの地は確かに住みやすそうだ。
学齢期の子どもたちは、たいてい、制服らしいおそろいの服装をしている。
マニヤラ湖を見渡せるビューポイントに到着。
マニヤラ湖は、大地溝帯の中にあり、地下水が豊富に湧き出る。
大地溝帯は、死海にはじまり、アカバ湾、スエズ湾、紅海、エチオピア、ケニア、タンザニアまで続く地球の割れ目だ。
この割れ目は、現在広がり続けており、数千年後には新しい海が誕生するそうだ。
あたりはモンキーの仲間が多い。
これはベルベットモンキーかな。
生まれたばかりの子どもを抱いている。ここもベビーラッシュらしい。
木もうっそうと繁っている。
バオバブがところどころに見えた。
ソーセージツリーもソーセージをたわわにぶらさげている。
マサイの人たちは、これを蜂蜜に漬けて発酵させ、マサイのお酒にするのだとか。マサイビールと言われている。
白と黒のダンディな鳥。
イボイノシシの家族。今年生まれたベビーもいる。
水鳥のいるビューポイント。
おびただしい鳥に圧倒される。
遠くからなので、よくわからないが、エジプトガンだそうな。目の周りにアイシャドーをしたエジプトの壁画にも出てくる鳥だ。
少し離れたところはヒッポプール、かばのいる池だ。
カバが大口をあけている。オーコワー。
ちょうど、タンザニア現地の観光専門学校生も観光バスで課外授業にきていた。
明るくて元気がよく健康そうだ。
私たちのグループに手をふっている。
現地の人たちと国立公園で出会うのははじめてだ。
さて、車は、今晩の宿、レイクマニヤラホテルに着いた。ロッジではなくホテルと名前がついているように、ここは、民家も近い町のはずれになる。
マニヤラ湖が目の前にひろがっている。ホテルは、大地溝帯のマニヤラ湖を見下ろす山の上にあるのだ。
到着したのは夕方7時。早朝にセレンゲティの北から南下してきたので、ずいぶん、時間がかかった。予定していたセレンゲティのロッジを追い出されたために余計な時間をとられてしまった。
この日は夕焼けがきれいだった。
う〜〜ん、すごい!
大地溝帯の夕日・・壮大ですね
by green (2011-10-30 12:33)