セレンゲティの北、ロボ地区の風景 [ケニア・タンザニア]
タンザニアのセレンゲティ国立公園は関東平野ほどの広さだ。その北にあたるロボ地区にロッジがある。
ロッジは、写真のような岩山を登っていったところの岩の上に建っている。
このような岩山の風景が、セレンゲティに点在していて、単調になりがちな大平原に彩を添えている。
上の写真の右の巨岩の上を望遠で撮ると、岩山で生活するクリップスプリンガーが3頭みえる。
さて、ロッジで遅いお昼寝の後、近隣をドライブすることになった。
セレンゲティの北で、観光客があまり来ないロッジに泊まったので、ついでにもっと北にいってみようということになった。
道路のところどころにツエツエ蝿を繁殖させないための薬を塗っているという青い旗があった。
広いところで、こんな旗が役にたつのかしら、なんて思っているうちに、ツエツエ蝿にちくっとやられた。長袖の服をきているのだが、服の上からでも刺すそうだ。多少刺されても問題ないそうだ。私だけでなく全員、ちくっとやられた。
車はこういう原生林のようなところをのろのろと走っていく。
これだけ、草や林があると、動物がいたとしても見つけられない。
セグロジャッカルがいた。
イノシシもいた。
ほかにもたくさんの動物が棲んでいるらしいがあらわれない。だが、足跡が、けものみちに残っていた。ここは車を降りても大丈夫、というので少し歩く。
これは、キリンの足跡、・・・とガイドさんが説明してくれるが、さっぱり区別がつかない。
足元をよくみると、花が咲いている。
これはナス科の花のようだ。
ヌーの大移動の川渡りで有名な、マラ川の支流が流れている。水遊びをしたいところだが、川辺に近づくと危険だと言われた。
日も傾き始めたので帰途についた。またキリンがさよならのご挨拶に出てきた。
セレンゲティの二日目の夜もまた、セレンゲティというブランドのビールを飲んだ。ビールは日本と同じくらいの値段だ。
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