サウンドオブミュージックの舞台を訪ねる団体ツアーに参加する [ロマンティック街道]
2011年6月18日(土)
ザルツブルグでの朝を迎えた。またあいにくの雨模様だ。
今日は、サンウンドオブミュージックツアーに参加するのだ。映画撮影に使われたレオポルツクローン城とヘルブルン宮殿のガラスの家、それに、マリアとトラップ大佐の結婚式シーンのモントゼーの教区教会をバスで訪れる。
本当は、時間をかけて自分たちでまわりたいのだが、もう時間がない。手っ取り早くツアーに参加したのはいいが、解説が英語だ。
日本人は二人だけ。あとはアメリカ人が多そうだった。バス1台に30人近く乗っている。
バスは、まずヘルブルン宮殿のガラスの家に行った。
ガラスの家の中には長いすがいくつかある。映画では、トラップ大佐の長女と恋人が、いすに飛び乗ったりしながら、「もうすぐ17歳」を歌う。
以前はガラスの家の中に入れたのだが、観光客が、映画の真似をして、中で飛び跳ねるので、危険だから、今は入れないようにしているそうだ。
ガラスの家の説明が掲示されていた。
英語の理解能力はほとんどないのだが、このガラスの家が撮影に使われた後、ザルツブルグに寄付されて、ヘルブルン宮殿に置かれることになった、と書いてあるらしい。ここで、撮影されたとばかり思っていた。
バスはガラスの家をみただけで、出発した。え~~??ヘルブルン宮殿はみないの~~?
奥のほうに宮殿が見えている。
ヘルブルン宮殿は、ガラスの家もさることながら、噴水の仕掛けが楽しいところなので、楽しみにしていたのだが。サウンドオブミュージックに関係ないから行かないのか。
この旅行では気の向くまま、足を向けていたが、団体旅行では、そいうわけにもいかない。あ~あ。
バスから、ホーエンザルツブルグ城塞が見える。今までとは違った表情をしている。
さて、今度はトラップ大佐の住まいとして撮影場所となったレオポルツクローン城。ボートがひっくり返って、みんながずぶぬれになったシーンかなぁ。
少し霧雨が降っていたので、写真もなんだか、暗い。
池に、かもの親子がいた。
次にとまったところでは、こういうものに乗った。
一人ずつゴーカートみたいなのに乗ってひもでひっぱりあげられる。写真は後ろ向きに上に登っているところ。上に着くと、このひもがはずされて、乗り物を、つるつるのくぼみにセットして、すべっていく。リュージュと同じしかけだ。左にみえるのが、下りていくほうのライン。右は登るライン。
レバーを握ってスピード調整する。
みんなが、降りてくるのを待っている間に、草原ではジュリーアンドリュースになりきっている人がいた。
両手をひろげて髪がなびいている。まだまだずっとやっている。
とうとうバスの召集がかかった。
このあたりは、本当にサウンドオブミュージックのような景色が続いている。
次の目的地は、モントゼーの教区教会。ザルツブルグからは、30kmほど離れている。ヴォルフガング湖を通って、行った。
バスの中ではサウンドオブミュージックの大合唱。次から次へと歌う歌は、もちろん英語。だからおなじみの曲でもついていけない。
再びヴォルフガング湖。今まで通った道とは違うので、また別の景色が見える。
このあたりは、モーツアルトのお母さんのふるさとのザンクトギルゲンのはずれになる。
さらに行くとモントゼーが見えてきた。ゼーは湖という意味なので、モント湖なのだが、ガイドブックにもモントゼーと書いてある。
教区教会に着くと、1時間ほどの休憩になった。教会見学とモントゼーの湖畔を散歩しようと思っていたのだけど・・・・・・・。
ここで私は、まったく知らない人の結婚式に参列した。
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