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ヴァイカースハイムでのワークショップ開始、練習風景は日本と同じ [ロマンティック街道]

2011年6月10日 

いよいよ、ワークショップ開催地のヴァイカースハイムへ向けて出発だ。

ビュルツブルグからヴァイカースハイムまで、ロマンティック街道を通るヨーロッパバスに乗ると、1時間ちょっとで着く。電車でも同じくらい。

ビュルツブルグはロマンティック街道の起点だから、ここはヨーロッパバスに乗りたい。しかし、ヨーロッパバスは、朝1本しかない。午前をマリエンベルグ要塞観光に使おうとすると、バスは使えないので、電車で行くことにした。ヴァイカースハイムの集合時間は夜6時、夕食開始に間に合うようにということだから、早く行くことはない。ヨーロッパバスにはワークショップが終わってから乗ることにしよう。

ビュルツブルグの駅は小さいので、プラットホームをさがしまわることもなく、すんなりと乗れた。問題は降りるときだ、と思っていたら、なんと同じ電車に同じくワークショップに参加する日本人が数人乗ってきた。しかもおなじみの方たちもいる。これで降りるときの心配はなくなった。

無事ヴァイカースハイム到着。

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宿舎までの道もぞろぞろとみんなについて行く。ドイツの各地からも参加者が集まっていて総勢100名ほどがそろったところで夕食になった。大会責任者などのあいさつがあったがアルコール抜き。食事のあと、さっそく練習があるのだ。

夕食は、温かいものがなく、パンとサラダにチーズ、ハムなどを好きなだけ取って食べる。サラダはOなんとかの病原菌騒ぎの真っ最中だったので、敬遠していると、もう食べるものがない。結局、滞在中は、いつもこのタイプの夕食だった。ドイツの夕食はこんなものなんだそうである。そのかわり、お昼には温かいシチュウみたいなものが出た。

さて、夕食後は、パート別の練習だ。近くのお城の中で練習だとのこと。え!お城!

これがお城と言われた入り口から後ろを振り向く。

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お城の横の入り口から入ったので、お城という感じはしなかったが、練習場所からの景色は、まずまずだった。

町の方向を見る。

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お城の裏庭が見える。

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お城の中の建物に囲まれた広場。

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バイオリンの練習が始まった。すぐに言葉の問題が発生する。先生は極力英語でも話してくれるが、細かいニュアンスがわからない。でも拍子を取るとき、ドライ、ヒューとか、アイン、ツヴァイ、とかがわかってきた。少し慣れて見回してみると、日本のオーケストラとそれほどかわりはない。

翌日からは、日本人の横には英語がわかる方がペアになってついてくれて、ドイツ語の逐次翻訳を試しみてくれた。

2時間弱の短い練習はすぐに終わった。今日は顔合わせ程度なのだ。

お城の地下のワインケラーだったところで、ビールが飲めるというので行った。各自、行きたい人は行ってお金を払って好きな飲み物を飲む。おつまみはなし。持ち込み可なので、なにかをごそごそとテーブルに置いているグループもいる。日本だと、懇親会になるはずだが・・。

飲んだのはもちろんビール。ヴァイツエンビールです。濁り酒ってところか。南ドイツの白ビールだって。

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これ1杯が300円くらいだったかしら。猛烈に安いと思った。白い濁りが残っていてかすかに酵母の匂いがする。素朴でおいしい。ヴァイカースハイム滞在中は毎晩、ここでヴァイツエンビールを飲んだ。

ほろ酔い気分で、歩いて5分ほどの宿舎に20分ほどかけて戻った。

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9時を過ぎているのにまだ薄明るい。しかし、町の中心部のお店は閉まっていた。

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コメント 1

ララアント

9時でも薄暗いのですね。。
去年 メルボルンで8~11月半ばまで暮らしていたのですが
やはり 8時になってやっと夕日が傾き始めるのを見て
写真を撮ったりしました。。
by ララアント (2011-08-09 23:01) 

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