聖ヴィート教会のミュシャのステンドグラス [ウィーン・プラハ]
ヴィート教会のステンドグラスで最も人気の高いのがこれ。
ミュシャがデザインしたものです。ミュシャは1939年まで生きていましたから、このステンドグラスもこの教会の中では最も新しいものになります。
ミュシャは夢のような女性を描いて日本でも人気のある画家です。
拡大してみると、ミュシャらしさがよく出てきます。
これもミュシャの拡大。
これもミュシャの拡大。
こちらもミュシャと同じ年代のステンドグラスだと思われます。他にくらべてデザインが新しく感じられます。
でもその分、ステンドグラスらしさはなくなっているように思います。
拡大すると、こうなっていました。ずいぶん細かい。
こちらも新しいもののようです。
ちょっとぼけていることもあって、よくわかりません。ステンドグラスは明快で力強く大きい枠どりをしたもののほうがいいように感じました。
こちらも結構細かい細工がされていますが、絵はわかりやすくなっています。
拡大しました。
これも拡大です。
聖ヴィート教会 幾何学模様のステンドグラス [ウィーン・プラハ]
三つ並んだステンドグラスの中央がこれ。
そして右側。
そして左側。
中央の拡大
左側上部の拡大。
左側下部の拡大。
右側上部の拡大。
幾何学模様が光を浴びて輝いていました。
こんなに美しいステンドグラスはみたことがありません。
これも3枚一組のステンドグラスですが、右側だけ。
その拡大。
これはまた別のところのステンドグラス。手前のお星様は、きっと本物のガーネットだと思います。チェコはガーネットを産出します。
そして中央部拡大。
もうため息の出る美しさ。
聖ヴィート教会の物語風ステンドグラス [ウィーン・プラハ]
聖ヴィート教会のステンドグラスは一体、いくつあるのだろうかと思うほど。ずいぶん、たくさん紹介してきましたが、あまりにも多すぎて、撮らなかったもの、撮ってもぼけてしまったものなどもかなりあります。
一時は神聖ローマ帝国の首都でもあった時期をはさんで1000年にわたる増改築の積み重ねの象徴でもあるステンドグラスは、ヨーロッパ随一ではないでしょうか。
どのステンドグラスも何百年にもわたって、人々の目に触れ続けることを想定し、作者が精魂こめて作ったものだと思います。
今日は、全体と拡大写真を交互にアップしましたので、説明抜きでとっぷりとお楽しみください。