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チロルの馬と仲良くなった [チロル・ドロミテ]

山小屋で昼食を食べると、また元気が出てきた。
雨も止んで、少し明るくなったみたい。
犬連れのハイカーたちは、山小屋から出て歩き始めた。
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山小屋の前に何頭かの馬が草を食んでいる。
子供たちがさわってもおとなしくしている。
我がグループもみんな馬と遊び始めた。
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たてがみが白くて品のある顔をした馬だ。
放牧用の柵があるわけでもなくお行儀よく、人間の相手をしている。
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さて、出発だ。
ここまで400mほど下ってきたが、さらに300m下っていく。
まだここの標高は2000m以上だ。
山小屋に別れを告げる。
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標高が下がるにつれ明るくなり、山小屋にいた人たちが、外に出て散歩している。
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あら、自転車でここまでやってきたのかしら。
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下を向いている小さなピンクの花。初顔だわ。名前はわからない。
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ここのアルペンローゼは、まだ咲いている。
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私たちも歩き始めた。
先頭は、現地の山のガイドさん、次が名添乗員の大藪さん。
大藪さんは、究極の晴れ男とも言われていたそうだ。
少し、ハイキングらしい雰囲気が出てきた。
赤い花はアルペンローゼ。
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ちょっと険しい下りもある。
はるか遠くにオーバーグルグルの村がちらりとみえる。あと少し。
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雨はまだふったり止んだりしているが、視界がよくなってきた。
斜面のアルペンローゼをめでる余裕も出てきた。
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先頭のハイキングガイドさんも傘をさす余裕がでてきたのだろう。
今までは両手をあけて、なにかあったときに備えて注意深くしていたのだけど。
2番目を行く、究極の晴れ男は、寒い雨の中、とうとう7分丈のズボンで通した。
脛が出ているから、靴下はびしょ濡れにちがいない。
このあたりには詳しい方なんだけど、まさか、こんなお天気になるなんて思ってもいなかったよう。
私、Adaも最後まで、カメラを手に持ったままで歩きとおした。
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ロートモースの滝に到着。
ここからは、オーバーグルグルまで近いとのこと。
この滝は、ロートモース氷河から流れてきている。
晴れていれば、ロートモース氷河を眺めながら歩いていたはずなのだ。
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滝は、そのほかにもいくつもあった。
多分、氷河や雪が解けだす最盛期なのだ。
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こちらにも滝というか、川が何本か流れている。
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リグスティクム・ムテルリナ[Ligusticum mutellina](セリ科:花弁5)マルバトウキ属かなぁ。
赤いセリ科の花としよう。
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フィテウマ・オバトゥム[Phyteuma ovatum](キキョウ科:花弁多)かしら?
ハエがとまってしまって、いい気分じゃないので、トリミングしたら、巨大な花になってしまったけど、可愛い花だった。
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山の上のほうでも咲いていた、リナントゥス・グラキアリス(ゴマノハグサ科)。
カンパニュラも元気。
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村が近くなるとやっぱりセリ科の植物が多くなる。
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オーバグルグルの村がもうすぐそこ。
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