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リッチなドーハを垣間見る [チロル・ドロミテ]

カタールからミュンヘンまで、6時間ほど、窓際の座席に座れた。
ちょうど、朝。

飛行機が飛び立つと、カタールのビル街が、よく見える。
ビルの重さで地面が海中に沈んでしまうのではないかと思うほど、びっしりとビルが並んでいる。
マンハッタンよりビルが密集しているように見える。

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ビル街から少し離れたところまでくると、今度はリゾート地のような趣の高層ビルが円形に何棟か、建てられている。
海岸線は幾何学模様だ。
なぜ、縁飾りのような海岸線を造ったんだろう。
陸側には、家が建っている。
白い砂浜のように見えるのはなんだろう。
このあたりは、もともと砂漠なのだ。

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アラビア半島の東側にあるカタールは、日本でもワールドサッカーの試合で有名な国だ。
”ドーハの悲劇”という言葉もあるらしい。
サッカーのロスタイムにキーパーのすきをねらってチョロンとボールがゴールに転がり込み、点を入れられたのを、テレビでみたことがある。 
砂漠の国で、サッカーなどどこでどうやってやるのだろうと思っていたのだけど、これだけの人工的な町を作り上げる財力があれば、なんだってできそうだ。 

カタールの人口の80%にあたる40万人以上が、眼下に広がる首都ドーハに集中しているそうだ。

高層住宅の真ん中は海につながる真ん丸の湾になっていて、船らしきものがある。
空調で管理された快適な住まいで、ヨットを持ち、サッカーに興じるカタールの人たち、いいなぁ。
いちど、行ってみたいものだ。

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カタール上空を過ぎると、荒れた山々がみえる。

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細長く川のようにみえる湖がある。
緑の木もはえているようだ。砂漠地帯はぬけたのかな。

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ドーハからミュンヘンまでは、ヨーロッパアルプスが見えるのではないかと期待していたが、雲に隠れてみえなかった。
雲が少し切れてきたかと思うと、もう、ミュンヘンの近くまで来ていたのだった。

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整然と耕された畑が見える。

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大きな川や、森、町らしきものが見えてきて、もう南ドイツの豊かな大地が広がっていた。

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ミュンヘンの郊外。

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まもなくミュンヘン着陸。

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