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パタゴニアは遠い [パタゴニア]

パタゴニアという名前は国の名前ではなく、南アメリカの南緯40度あたりから南の地域を総称したものだ。
国でいえば、アルゼンチンとチリにまたがっている。
両国の南の地域である。

南米への飛行機の直行便はないので、米国を経由しなければならない。

さて、出発は11月22日。

お昼過ぎに成田に行く。
いつものことながら、レインボーブリッジの写真。
今回はよく晴れている。

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レインボーブリッジからの景色。

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成田で搭乗を待つ。

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夕陽が空港のガラスに映っている。


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夕方5時の飛行機でアメリカのヒューストンに向かう。
夜出発の東回り便は、すぐに夜になってしまうし、海ばかりなので、せっかくの窓際席もおもしろくない。
11時間30分ほどでヒューストン到着。
アメリカはトランジットで通り抜けるだけなのだが、入国審査を受けなければならない。
これが大変だ。
指紋を撮られる。
靴を脱いでX線検査。
小さいボックスに入れられ、足を肩幅に開き、両手をあげる、
と、ボックスのガラスがひとまわりする。
これは初体験、なんだろう。
降参のバンザイポーズで箱の中にいるのは、なんだか気持ち悪い。
体の上から下までさわってチェックされる。
何人かに一人は、手荷物をあけてチェックを受ける。
前にきたときには、網膜認証のための目の写真を撮られた。
アメリカを通るたびに、いろいろな個人認証の情報がとられて、蓄積されていく。
体の一部分が切り取られて発見されてもだれの骨なのか、だれの指なのか、だれの目か、などわかっちゃうんだろうなぁ。

ようやく審査終了。
次は、ブエノスアイレス行きの飛行機だ。
乗り継ぎ便は7時間ほど待たねばならない。

ヒューストン空港でぶらぶら・・・・ぶらぶら・・・・・。

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待合の椅子が並んでいる真ん中にはインターネットに接続できる設備が開放されている。
タワーの中間のところに電気コードのソケットがある。これはいい。
さすがヒューストン。
だが、サムソンの広告入り。
最近はどこにいってもサムソンが目に付く。
ちょっと前まではソニーでしたけどね。

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さて、ようやくブエノスアイレス行きの飛行機の窓際席に乗れた。
だが、夜の10時半。
外は真っ暗なので、窓からはなにもみえない。
一眠りしたあと、窓の外をみると、アンデス山脈のあたりの景色がみえた。
大きくうねっているのは川だ。
アマゾン川かラプラタ川の支流かもしれない。

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フライトモニターでは、アンデスの東側らしい。

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ブエノスアイレスが近づくと、窓から見える景色が一変する。
広大な平野がきれいに区割りされて、広がっている。

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アメリカも大きい区割りの畑が広がっているけれど、ここまで整然とはしていなかったと思う。


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ブエノスアイレスから、さらにパタゴニアの都市、カラファテまで、小型飛行機に乗らねばならない。
今までにも通算、20時間ほど乗ったのに、まだ4時間乗らねばならない。

成田でも夜を迎え、ヒューストンでも夜を迎えた。
もう時間の感覚がすっかりおかしくなってしまった。

パタゴニアは遠いのだ。


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