砂漠の国、カタールは雨だった [ケニア・タンザニア]
2011年1月18日の夜、成田を出発し、ナイロビに向かう。途中、関空にも停まり、カタールのドーハで、飛行機を乗り換える。
成田を夜、出発する西回りの飛行機は、ずっと暗闇の中を飛ぶ。
ドーハに着いたのは、翌日の現地時間で、明け方5時ころ。まだ外は暗い。飛行機の窓から空港をながめて驚いた。雨で路面がぬれている。
カタールは、アラビア半島にある国だ。サウジアラビアのお隣。
砂漠の国で、雨に出会うなんて、なんとラッキーなんだろう。年に数回、降るらしい。お年玉年賀はがきで当たるより低い確率だ。
ナイロビに向けて、ドーハを飛び立ったのは、2時間後、7時過ぎだ。明るくなってきた。座席は、窓際。しかし、ドーハの町を眺める間もなく、飛行機は、厚い雲に包まれてしまった。
しばらく飛んだ後、ようやく、雲がなくなり、いよいよお楽しみの下界ウォッチングタイム。
景色は、茶色の砂漠ばかりだが、まん丸の模様がみえる。
砂漠の上空を通るときは、よく見かける。スプリンクラーで水をまいているところだけ、畑になっているのだろう。
次は、砂漠の町。緑がまったく見えない。人工的な四角ばかりで作られている。きっと石油のための設備なんだろう。
砂漠の上に雲がかかっている。おもしろい風景だ。右上は、飛行機の羽。茶色の地面に、雲の陰が黒くなっている。
エチオピア上空あたりだろうか。湖がみえる。
ときどき町がみえるようになってきた。ナイロビに近づいているのだ。
ナイロビに到着したのは、お昼過ぎ。ナイロビは快晴。
ナイロビから早速、サファリカーに乗る。4人か5人ずつで分乗する。
ナイロビは、どこも見学しないで、そのままナクル湖をめざす。170kmほど走るのだが、道路事情があまりよくないので、ナクル湖到着は、夕方の5時を過ぎた。
途中で、大地溝帯、グレート・リフト・バレーで、写真ストップ。
山の間の盆地に見えるのが、地溝帯。
イスラエルやヨルダンのある紅海から、アフリカ南部まで続く地球の割れ目なんだそうだ。全長4000km、幅50km前後。何万年かの未来に海になるのかも。
車から見た、町の子供たち。おそろいの制服におそろいのリュックサックを背負っている。学校帰りかな。とても可愛い。
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