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シャーフベルク登山鉄道でシャーフベルク山頂まで [ロマンティック街道]

2011年6月17日(金)

朝、目覚めるなりお天気をチェック。なんと雨。

今日の予定は、シャーフベルク登山鉄道でシャーフベルク山頂まで行き、ザルツカンマーグートの景色を堪能することになっている。ここの景観は世界遺産にも登録されているのだ。

朝9時15分発の登山鉄道に乗る努力をすることにする。どしゃぶりなら中止にするが、小雨なら決行だ。

雨のために傘は用意しているが、あえて、ホテルの傘を借りて出発。イムヴァイセンレッスルという名前と白馬が描かれていて、ちょっとかっこいい傘なのだ。

登山鉄道始発駅は、サウンドオブミュージックにも出てくる。

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幸いなことに雨は止んだ。だが、お客さんは、我々2人だけだ。登山鉄道は、混んでいて乗れないこともある、と聞いていて、予約しようとしたが、できなかったことを思い出し、笑ってしまった。

出発直後からしばらくは、いい感じ。ヴォルフガング湖が、見える。

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だが、上に登るにつれて、霧が深くなって、なにも見えなくなってしまった。

まわりが見えなければ、足元を見ればいい。お花を撮ろう。

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一番きれいなお花をアップで。きれいな人はいつも注目を集める(これ、ひがみ)。お花もおんなじだ。

がくが蛇模様だ。きれいなお花はくせがあるのだ。人間と同じだ。

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こちらは集団で勝負。

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まめ科の花も。水滴に自分の姿を写しこんでいる。ナルシストだ。

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切り立った崖のふちにも咲いている。背景が切り立っているので、背景が主役。

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今度はお花を主役。

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エーデルワイスに雰囲気が似ている花も。

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雨のしずくを楽しんでいるあざみ。

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霧が少しずつ晴れてきて、山頂のホテルのテラスから、登山鉄道の山頂駅もはっきりと見えるようになった。遠くに山が連なっているのが雲の合間から見える。

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だが、ここで、晴れるのを待っている時間はなくなってしまった。夕方までにザルツブルグに着かなければならないのだ。

シャーフベルク山頂に建つホテルのレストランで、お昼を食べよう、と意気込んでいたが、断念。

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また登山鉄道で下山。

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鉄道の下は崖だ。

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下までくると、またヴォルフガング湖がきれいに見えてきた。湖は細長いので川のように見える。

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まもなく、終点だ。

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ホテルに帰る途中で、オペレッタ「イムヴァイセンレッスル(白馬亭にて)」を作曲したベナッキーの記念碑を発見。私たちはツイテイル。

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花壇ではエーデルワイスも咲いていた。でも、これって、ちょっと葉が多すぎ。どれが花なのかわからない。エーデルワイスではないのかな。サウンドオブミューックで歌われている花なので、期待過剰だ。

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次なる目標は、ザンクトギルゲンのロープウェイで1522mのツヴェルファーホルン山頂をめざすことにする。1783mだったシャーフベルク山にくらべると少し低いが、ロープウェイ乗り場のあるザンクトギルゲンは、来たときに立ち寄った町で勝手がわかるし、ザルツブルグに戻るのに都合がいい。ザンクトギルゲンまでの船に乗っている間に晴れてくるだろう。

帰りの船からは、泊まったホテル、イムヴァイセンレッスルがよく見える。泳いだところもよく見える。シュパーゲルのスープを飲んだレストランもよく見える。今度はいつ来ようかなぁ。

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