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ロマンティック街道をヨーロッパバスでローテンブルグまで [ロマンティック街道]

ロマンティック街道を走るためには、ヨーロッパバスに乗る。1日に1本、それぞれ、フランクフルトとヒュッセンからお互いの方向に向かって走る。

朝、9時にフランクフルトを出発すると、ヴァイカースハイム到着は11時20分だ。ここで15分の観光休憩の後、また街道を走り始める。

ロマンティック街道とは、よく名づけたものだ。ついつい行きたくなるではないか。

ドイツには、このほかに、名前のついた街道がいくつかある。メルヘン街道、ゲーテ街道、エリカ街道、古城街道、ファンタスティック街道、アルペン街道。

ドイツ観光局(があるかどうか知らないけど)の作戦勝ちですね、これは。

Adaも乗せられました。で、ヴァイカースハイムからローテンブルグ、次の日にローテンブルグからアウスブルグまで、ロマンティック街道を通ることにした。日本からの団体ツアーだと、フランクフルトから専用の観光バスで、ヒュッセンまで、観光しながら下っていく、というコースが一般的だろう。

個人の旅行者で、ロマンティック街道を走るために用意された観光バスが、ヨーロッパバスだ。街道沿いの主要な観光スポットに停まりながら、走る。英語での観光案内もあった。

ヴァイカースハイムでのワークショップが終了した直後のヨーロッパバスは、ワークショップ参加者が押しかけて、混むのではないか、という心配もあったので、日本であらかじめ、チケットを買っていったのだが、運転手さんにそれを見せると、珍しそうにしげしげと、その書類に見入っていた。事前にチケットを買う人なんて、ほとんどいないらしい。

事実、私たちが乗ったバスもがらがら。ワークショップ参加の日本人が後2人と、韓国人旅行者らしい人たちなど数人程度。まったくの拍子抜けだ。ドイツ国内からの参加者は、車か電車。考えてみれば当たり前ですね。

さて、私たちの乗ったバスは、30分くらいで、クレグリンゲンに到着した。観光休憩が15分ほどある。その間に、ヘルゴット教会と指ぬき博物館を見るようにアナウンスがあった。

ヘルゴット教会はこんな建物。バスは私たちの乗ったバス。

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小さな教会だが、ここにドイツ、ルネサンス期の彫刻家、リーメン・シュナイダーの聖母昇天の彫刻があるという。この彫刻家の名前はビュルツブルグでも出てきたし、この後訪問するローテンブルグでも聞いた。ドイツではよほど有名な人なんだろう。

フラッシュなしで撮影OKだったので撮影した。

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木をそのまま掘り抜いている。

もうひとつの、指ぬき博物館は、少し坂を下らねばならない。看板が出ていた。

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博物館の入り口の飾り。

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ベルのようなものが指ぬきなのだ。指ぬきというよりもフィンガーハットと書いてあるように、指にかぶせるらしい。日本の指ぬきは、第一関節と第二関節のあいだにはめて使うが、この帽子のようなものだと、日本のお裁縫では使えないことになる。

貴金属で飾ったフィンガーハットがいっぱい展示されていたが、結局、どうやって使うのかはわからなかった。

見たことのない花を育てていた。なんだろう。

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さて、バスは人がちゃんと乗ったかどうかを確認しないで、出発してしまうので、ゆっくり花を眺めている場合ではないのだ。

次なる休憩地点は、撮影スポットだという説明があった。こういう景色が撮れた。

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そして、あっというまに、ローテンブルグに到着した。

バス亭から町の中心部のマルクト広場までは、歩いて300mほど。そこのホテルを予約してある。しかし、この300mが大変だったこと。石畳の上をスーツケースを転がすのは難しい。バスの運転手さんが見かねて途中までスーツケースを持ってくれた。バスはこれから40分の観光休憩に入るから運転手さんは、その間、暇なんだろう。感謝。

小さい町だし、古い町なので、大きなホテルはない。私たちのホテルも1階がレストランになっていて、2階にホテルの部屋がある。2階にいくのに、エレベーターがないと聞いて、目がくらくらした。もちろん、ポーターがいるわけでもない。スーツケースを1段ずつ持ち上げて2階まで、なんとか持ち上げた。

ホテルのレストランから外をみるとこんな風。

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目の前に見えているのが市庁舎だ。マルクト広場が広がっている。町の心臓部だ。

これからのスケジュールは、町の城壁を半周すること。

食事の後、城壁の上り口に向かって歩き始めたが、かわいらしい町なので、いろいろなものが目に飛び込んでくる。まず聖ヤコブ教会は、行っておこう。

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13世紀に建立されたというが、新しい感じもする、大体、どこが入り口かわからないほど大きい。

中はステンドグラスがきれいだった。

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真正面のステンドグラスは細かい模様だ。サイドのステンドグラスだけカメラに収めた。

IMG_2861spw.jpg IMG_2860spw.jpg


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コメント 1

ララアント

ステンドグラス 綺麗ですね!
by ララアント (2011-08-09 22:40) 

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